生産性を促す自己管理術

仕事は短時間に多くの課題をこなすほうが有利です。限られた時間の中で処理できる仕事の数を増やすことで、それだけ収益を大きくすることができます。しかし、仕事の効率化を促すための何らかの手掛かりがないと、生産効率が下がってしまいます。明確な目標を掲げて、それをクリアできるように取り組めば、自然と仕事の生産性も上がります。フリーエンジニアは、自身の管理能力が強く求められる働き方でもあります。特にフリーであるほど、目標を掲げて生産効率を高める意識を持たなければなりません。仕事の成果が収入に直結する、シビアな働き方であるからです。

フリーエンジニアの仕事の自己管理術の一つに、仕事の成果を数値化して整理することで、生産性を高める手段があります。この作業は、仕事にやりがいをもたらす効果も持っています。漠然とした目標では、どのように達成すべきであるかや、さらにはそれを達成できたかどうかの判断ができません。仕事の達成量をデータとして数値化し、グラフなどの表を用いて分かりやすく整理することで、はっきりとした仕事上の課題が見えてきます。また、着実に目標を達成できる事が重要であり、そのたびに強いやりがいを仕事から感じられるようになります。自身の仕事の成果を客観的に分析することで、生産性を高める意識づけに繋がるのです。自由度が高いエンジニアの働き方であるだけに、フリーエンジニアとして働く本人が一定の規律を持って、データを元にした仕事を行う点が大切です。